宅配会社やガスの点検員などを装って自宅に押し入って強盗や乱暴をはたらくといった卑劣な犯罪を時たまニュースで目にすることがあるでしょう。
このような事件を報道するのは、気軽に玄関ドアを開けてしまう人がいることへの警告でもあるのです。
宅配便、点検、セールスにはご用心
いまや私たちの暮らしに欠かすことのできないない宅配便。オンラインショッピングをする人にとっては週に何度も宅配便を受け取る機会もあるのではないでしょうか?
真面目に業務に徹している宅配員にとっては非常に迷惑な話ですが、宅配便業者を装った犯罪が非常に増えています。また、ガス点検、電気点検、無料点検員を装った犯罪も否定できません。
相手を安心させ玄関のドアが開いた途端に、強盗や強姦に及ぶといった卑劣な行為が後を絶たないのです。
私たちの暮らしに密接に関わる存在だからこそ、ついドアを開けてしまう人が多いのも現状。
セールスを装って長話をして、気をゆるめた隙をつき自宅内に押し入り犯行に及ぶというケースも目立ちます。
現代において自宅に侵入するのは、なにも空き巣だけではありません。相手を油断させる卑劣な問題が、防犯上の課題としてあげられるのです。
ドアは気軽に開けない
宅配便を受け取り慣れていると、確認もせずに玄関ドアを開けて荷物を受け取ってしまう人も数多くいると推測します。ですがご注意ください。近年、宅配便業者の正規の制服を着ていながら自宅に押し入り強盗、女性を強姦といった被害が相次いでいます。
自宅に1人の場合や一人暮らしの女性などは、次のような対策を心掛けましょう。
- 玄関を開ける前に、ドアの小窓から外の様子を確かめる。
- チェーンをしてから鍵を解除する。
- チェーン越しに荷物の受け取りサインをする。
荷物はドアの前に置いてもらうことをおすすめします。
家族や同居人など複数で住んでいる場合は、ひとりでいる時間にはインターホンが鳴っても出ないようにするのも自衛の1つです。他の住居人がいる時間帯に荷物を受け取るようにすると安心です。
一人暮らしの方は、どうしても自分で受け取らなくてはいけないため、マンション内など人が少ない時間を避け、周辺住人が在宅であろう時間帯に受け取るようにするといった工夫もあります。周辺住人がいれば、何かあった際、その異変に気づかれやすいでしょう。
不在表を入れてもらい、時間を決めて受け取るのも方法です。できるなら、あらかじめ荷物を届ける際に電話連絡を入れてもらうのも効果的です。
玄関に防犯ブザーを
防犯ブザーというと、不審者やストーカー対策に持ち歩くことを想像しますが、この防犯ブザーはいざという時のために玄関の手の届く場所に置いておくことをおすすめします。
もし無理やり不審者に押し入られても、防犯ブザーが作動されれば警報アラームが鳴ります。
また、空き巣などの不審者が家の敷地内に入ってきたことを赤外線が感知した場合、大音量の警報アラームが鳴り響き異常を知らせます。大音量で鳴るアラームにより周辺住人は異常に気づき、何かしら反応を示すはず。留守中に空き巣が侵入しようとも諦めざるえなくなるでしょう。
家庭の安全のための防犯対策を
防犯グッズの取り付けというとどうしても、ものものしいイメージを抱いてしまう方も多いかもしれません。しかし、現代社会に渦巻く犯罪から身を守るためにできる自己防衛があります。
事件が起こってしまってからでは遅い―――。そういう結果となる前に、大切な家、守るべき家族のためにも家庭用防犯ブザーはお薦めのアイテムです。
防犯ブザー以外にも防犯対策用品を組み合わせることで不審者に警戒させ、犯罪を諦めさせる効力がありますので是非検討してみてください。
[colwrap]
[col2]【永久保存版】高セキュリティ効果★防犯グッズ3選[/col2]
[col2]365日24時間体制で家を守る!ホームセキュリティのすすめ[/col2]
[/colwrap]