出生率が下がり平均寿命が延びたことで高齢化が日本の課題としてある中、高齢者の1人暮らしの高齢者も増えています。
それと同時に、オレオレ詐欺やアポ電などの、高齢者を狙った詐欺や強盗なども横行している現状があります。
1人暮らしを選択する高齢者が増えている
介護、金銭問題、孤独死など、さまざまな観点から不安を抱えながらも、1人暮らしを選択する高齢者が増えています。
配偶者と死別したとしても、子ども世帯と同居しないのは、それぞれの事情があるものの核家族が当たり前になった時代だからこそ、そういった選択肢をとるのかもしれません。
ですが、高齢者が1人で暮らすということは周囲との会話が減るというのが一般的でしょう。1週間に1度程度、それもあいさつくらいという人もいるのが現実です。
孤独な心を埋めるかのような詐欺師
上記のような、高齢者を狙った犯罪も増加しています。
金品目的の強盗
強盗の手口では、昼間や夜間、就寝時に屋内に侵入して金品を強奪する上がり込み、夜間就寝中に屋内に侵入して金品を奪う押入り、金品を窃取するために屋内に侵入して家人などに見つかって強盗に変わってしまう居直りがあります。
昔ながらの習慣でドアに鍵をかけない高齢者宅を狙った空き巣や、普段あまり会話をしていない、高齢者の話を聞いて心の穴を埋めるかのようにして仲良くなり、高額な商品を売りつけたりする詐欺や、高齢者がそこにいるにも関わらず部屋の中のものをいとも簡単に盗み出してしまうなど、油断ならない手口もあります。[/voice]
高齢者が一人暮らしで身を守る術とは?
高齢者が1人暮らしをするうえで身を守るための対策を取り上げてみました。
放火にあってしまった場合や強盗にあってしまった場合には、
- 早急に誰かに助けを求められるように、非常通報ボタンなどの防犯設備する
- プライバシーの面が気になります
- 許容できるのであれば家族や親族、信頼のおける人
異常がすぐに分かるように、監視カメラをつけるという方法です。
また、
- 昔はドアや窓の鍵を閉めずに開けっ放しにしていても近所との付き合い
- 自分の家に知らない人がいると近所の人が声をかけてくれるような関わり合い
今はそういった関わり合いも希薄なことが多いです。
きちんと戸締りをすることは、防犯の基本中の基本ですので必ずしましょう。高齢者はなかなか1人では身を守るものは難しいですが、それでも防犯意識を持つことは大切ですね。
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