あなたはスマホを持っていますか?平成元年には1%以下だった携帯電話の普及率。スマホが開発されてから普及率は格段にあがり、今では人口総数に対して100%を超えています。
1人で複数台持っている人もいるほど普及されたスマホ、これについての防犯対策をしていますか?
スマホには重要な情報がいっぱい
現代では携帯電話といえばスマホという解釈があっているほど、スマホの普及率は大きな飛躍を遂げました。このスマホ内部に記録されている情報も多種多様となってきています。
平成元年頃の携帯電話といえば、電話番号すら登録できないような、完全に電話するだけでした。
しかし現代では、その小さな端末の中に数千の電話番号だけでなく、プライベートな写真だったり、口座番号やインターネットへの接続履歴など、持ち主のほぼ全ての情報と言えるくらいの個人情報が収まっています。
これが万が一悪意のある第三者に渡ってしまったら―――。
もしかしたらインターネットを経由して身に覚えのない高価な買い物をいつの間にかしてしまっているかもしれませんし、女性だったら自宅の場所を見知らぬ人間に知られてしまう恐怖を味わうことになるかもしれません。
そのようなリスクに対するマネジメントは入念にしておく必要があるのです。
携帯電話がなくなるリスク
大切な情報が入っているスマホですが、実は紛失率もものすごい数にのぼります。場所を都内に限っただけでも1年間におよそ10万台近いスマホが無くなっているといいます。
遺失届出件数が24万件ほどであり、その内拾い主から届け出があったのが14万件。つまり差し引き10万件が行方不明になっているのです。
まずなくさないために
スマホを紛失しやすい扱い方をしてはいませんか?ポケットに入れておいたものが落ちてしまっていたり、自転車のカゴに入れた荷物の上に置きながら運転してみたり…。
大切な情報が入っているからこそ、安易な扱い方をするのはNGです。
- ストラップなどで自分やカバンとつないでおく
- 小型のブザーの送信器と受信器を取り付けることで、一定距離離れた時点でブザーがなって知らせてくれる防犯ブザーを使う
- 自分が置いた場所から故意に動かされた時点でブザーが鳴って知らせてくれる防犯アプリをインストールする
このように、スマホを無くさないためにはさまざまな対策がとれます。
スマホの重要性を意識する
最近のスマホは暗証番号でロックをかけることができます。これは絶対にしておかなくてはなりません。前述のとおり、その端末の中にはあなたの全ての情報と言っても過言ではないほどのデータが記録されているからです。
盗まれた後に遠隔操作で中のデータを全部消去することができるアプリもありますし、別の端末に所在を教えてくれるアプリもあります。防犯に対するサービスや機能の増えていっているということですが、それは油断してもいい、ということではありません。
日頃、自分が毎日持ち歩いている物の重要性をしっかりと意識して盗難防止の対策を図り、安全安心な生活を送りましょう。